春は出会いと別れの季節といいますが
ぼくはカメラとのお別れを決めました。
グッバイ
【fujifilm x-pro2】
初めて手にした本格的なカメラです。
もともと欲しかったけれど、なかなか手を出せずにいましたが、
息子が生まれるのをきっかけに、中古で購入。
一緒にxf35f2を買いました。
それからは、楽しくて楽しくてしょうがなかった!
たくさん撮りました!
撮っていくうちに欲が出てきて、
【より良い写真を撮りたい】
と記録だけではない写真の魅力も考えられるようになり、
オールドレンズや
フィルムも始めるようになりました。
そうしていくうちに、またひとつの気持ちがうまれました。
【もっとカメラがうまくなりたい】
そう考えると、もしかしたらx-pro2じゃないんじゃないか、とも思い始めていました。
すごい大好きな写真が撮れているのは事実だけど、これはx-pro2がすべて助けてくれているんじゃないか、と。
とても寂しいのだけれど、
カメラの楽しさや魅力を教えてくれた
自転車の補助輪のようにずっと支えてくれた
x-pro2とお別れするならいまなんじゃないか、と。
本当に、始めたのがx-pro2じゃなかったら、ここまでカメラにハマっていなかったと思う。
本当にありがとうx-pro2
ハロー
そして新しいカメラとして
【sigma sd quattro】
を買いました。
一応、選んだ理由など
①センサー
写真好きのなかでは言わずもがなかもしれませんが、sigmaのカメラのセンサーは他のメーカーと違う形をとっています(fpは除く)。
普通のデジタルセンサーはベイヤーセンサーといい、ざっくりいうと一枚のセンサーに赤、青、緑が割り当てられている感じ。
sigmaはfoveonセンサーといい、赤のセンサー、青のセンサー、緑のセンサーの三枚が重なっており、それぞれを合算して一枚の写真にする感じです。
それによって、他にはない解像感を得られるということらしいです。
これはグッバイの
【より良い写真を撮りたい】
に合致する気がします。
ちょっと撮ってみたけれど、さすがの解像感。
②扱いづらい
そんなにいい解像感なら、みんなそれにするじゃないか、という声もありそうですが、そうならない理由もあります。
それがこの②。
色々なブログでパッとあげられてるだけでも
・高感度が弱い(頑張ってもISO400が限界)
・電池が持たない
・夏には発熱がすごい
・evfが見づらい
・afが遅い
などなど。。
ただ、一つ一つちゃんと考えたり、調べていくと
・高感度が弱い(頑張ってもISO400が限界) →フィルム撮影だと普通。
・電池が持たない →個人差あるだろうから使って考えよう。最悪電池買い増しで対応できる。
・夏には発熱がすごい →これも使ってみて。ただ警告はでるけど、それでも撮れるらしい。
・evfが見づらい →フィルムと比べれば、問題なさそう。
・afが遅い →そもそもマニュアルだしなあ。。
ということで、フィルムをやっていることでハードルが随分と下がった感じがします。
そして、調べているなかで、こんなようなことを書いている方がいました。
【quattroが扱いづらいって言うのはわかるけど、でもこれ基本的はカメラの使い方をしっかりおさえれば、解消できる部分も多い】
これだ!と思いました。
うまいにも色々な捉えがあるだろうけど、
【もっとカメラがうまくなりたい】
の思いに合致するカメラだなと思いました。
扱いづらいことが、今の自分にとっては価値。
③安い
まあ、色々言ってますが、経済も大切な要素。
レンズ込の新品がだいたい10万程度。
ここから x-pro2をワンプライス買い取りで5万マイナス。
アキヨドの店員さんが頑張ってくれて1万マイナス
貯まっていたポイントで1万マイナス
ここにポイント10%がついて、1万マイナス
新品が実質2万で買えました。
これはおおきい。
ということで
グッバイとハロー
カメラの楽しさを知って、カメラに支えてもらったカメラライフから、
カメラと向き合うカメラライフに一歩踏み出してみようと思います。
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