先日、石田真澄さんと夏帆さんの写真展『otototoi』を見に行ってきました。場所は学芸大学駅のBOOKandSONSです。
もともとは、『おとととい』という写真集が先にあり、それは発売直後から購入して、とても感動していたのですが、その写真展がやるということで、とても楽しみにしていました。
写真集だけではなく、空間のなかで写真を感じられること、大きさの変化による作家の意図を実感しながら鑑賞できることなど、写真集だけでは感じられない、写真の面白さがあるように思います。
このパネルなども、もともと写真集で知っているものもありましたが、大きなサイズだと迫ってくるものがあります。
また、写真集にはなかったカットや、取り合わせによる意味の変化があってよかったです。
そして、会場全体が、この写真展のためにあるような解放感と光が流れていて、本当に心地よかった。
このBOOKandSONSは好きで色々な展示を見にいくのですが、意図的に窓が開けられていたり、開放感を空気や光から感じられる状態になっていました。ここにも石田さんや夏帆さんの作っている、写真との親和性の高さを求めているこだわりが感じられて、来てよかったな、と思いました。
空気感を作る細かな演出がとてもすばらしい。
会期は今月の22日まで。
また行きたいな。お近くの方はぜひ。
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