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sd Quattro × zeiss ultron

更新日:2020年5月14日

ここのところ使っているcarl zeissのultron50mm f1.8が最高すぎるので、簡単に作例とレビューを。



 

外観



銀の鏡胴がかっこよく、sigmaの純正と比べて小さくて軽いです。

ただ、キャップがいわゆるスクリューではなく、特殊な形なので、絶対になくせない・・・



うーん、ほんとプロダクトとしての美しさがある。



あと、外観とは違いますが、このレンズ、構成が少し変わっています。


世に出ているレンズの前玉(一番外についているレンズ)の多くは凸レンズなのですが、このcarlzeissのultronは凹レンズになっています。


このちょっと変わった仕様は、Voigtlanderの歴史に関わっているようです。

ultronだけでなく、noktonやAPO-LANTHARなどの現代レンズを多く排出しているVoigtlanderブランド。現在はコシナのブランドのひとつですが、以前は一つの会社でした。


それが経営難によってcarlzeiss社に身売りをした結果、もともとレンジファインダー用に作られたultronが、carlzeissの意向で一眼レフ用に作り変えせれることになったようです。その時にバックフォーカスを稼ぐために、凹レンズが前玉に採用されたとかなんとか。


では、その変わった仕様によって、どのような写りになるのでしょう。



 

作例


では、ここからは作例をいくつか。カメラはSIGMAのsdQuattroです。





















もうほんと、超好きな写り。凹レンズなので、ピントはシビアですが、ピント面はパキっと。でもボケもいい感じ。

あと、解像度だけでなく、色乗りと質感の再現がとても好きな感じです。


軽くて小さくてこれだけ写る。

もう常用はこのレンズかなあ・・・。






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