SIGMAのsdQuattroを購入して、早2ヶ月。
イメージに合うようにいじっている時の感覚や出てくる画が楽しすぎて、
ほぼ毎日、出勤途中や家、庭などで撮影しています。
数ヶ月使っている中での使用感や自分の使い方などを少し、書いていきたいと思います。
使用感
買った当初にも書いた心配なこととしては、
・大きい(APS-Cにしては)
・挙動の遅さ
・iso感度
などがありましたが、実際に使って見るとまあ、その通りでした笑
・大きい(APS-Cにしては)→レンズによってはものすごい大きさになる
・挙動の遅さ→個人的にはAFも遅すぎる感じはしなかったけれど、最新機種などと比べると
劣勢であるんだと思う。(ほぼMF撮影なので、あまり関係ないけれど。)
→物理ボタンを押してから反映されるまでの時間は確かにのんびり。
・iso感度 →100でしか使っていません。400ぐらいまでは許容だけど、100がいい。
でも、液晶もない、フィルムのisoも高感度ではない、中判のフィルムカメラを使っていたので、そこまでの不便さは感じず・・・笑
レンズ
いま、sdQuattro用に使っているレンズは、すべてMFの一般的にはオールドレンズと言われるものばかりです。
・Carl Zeiss Ultron 50mm f1.8
・LEITZ Visoflex Elmar 65mmF3.5
・Voigtlander APO Lanthar 90mm F3.5 SL
この3本がお気に入りで、常用です。
基本的にはM42マウントのレンズ(エルマーはビゾマウントアダブターで繋げています)
とても光学性能の高い、SIGMAのレンズを使わないのには、2つ理由があります。
①大きさ
1つは大きさ。キットで買ったのでARTの35mm f1.4も持っているのですが、シグマの中では小さい方ですが、まあまあ大きいです。
子供も連れて出かける中で撮ることが多いので、このサイズがネックになってしまうこともあり・・・。
②写り
2つ目は写りです。もちろんARTの35mm f1.4は最高に写ってくれるのですが、自分の好みと比べると、少し写りすぎる感じもあるのです。
光学性能の悪さは、良く言えば雰囲気があるとも言えます。
ぼくはこの3本の持つ個性というか雰囲気がとても好きなのです。
まだ数ヶ月ですが、foveonセンサーは、解像度の高いセンサーかと思っていましたが、実はそうではなく、光を光のまま写そうとしてくれている感じがしました。
つまり、レンズが主役で、そのレンズの個性を最大限に引き出してくれるセンサーなのだと感じました。
ARTラインの持つ高い光学性能という個性も、最大限に、
オールドレンズの持つ雰囲気や写りの個性も最大限に。
(逆にいうと好みではないレンズは、ものすごく好みではなくなるという感じもする)
アクセサリー
そんなsdQuattroの不便な部分として、個人的に感じているのは、wifiがないこと。
SNS等に載せるときには、スマホに転送できる方が何かと便利だけど、wifiがないと難しいです。その不便さを解消するために、ストラップを手作りのものにしました。
ポケット付きのストラップにして、そこにカードリーダーと予備のSDカードをいれることで、解消するようにしました。
これで随分便利になりました。なんなら、直で挿しているので、データの転送が早くて良い。
とまあ、色々と書きましたが、一番は写りです。もうほんと最高。大好きが詰まっています。
ということで
作例
【Voigtlander APO Lanthar 90mm F3.5 SL】
【Carl Zeiss Ultron 50mm f1.8】
【LEITZ Visoflex Elmar 65mmF3.5】
【Carl Zeiss Ultron 50mm f1.8】
【LEITZ Visoflex Elmar 65mmF3.5】
【Carl Zeiss Ultron 50mm f1.8】
【Voigtlander APO Lanthar 90mm F3.5 SL】
などなど。
書いていない良い部分としては、
シネスコ
とか
ティールアンドオレンジ
とかあって、本当に楽しみが尽きません。
いまSIGMAのカメラというとfpがwebカメラとしても話題だけど、
いまだからこそ、sdQuattroやdpQuattroなどのfoveon機をオススメしていきたい気持ち。
まあ、もちろん、使い勝手的には万人にオススメできるかと言えば、唸ってしまう部分もあるけれど、カメラとしての基本を学ばせてくれる最高なカメラだなあ、と実感しまくっている数ヶ月。
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